| 寺院名 | 聖教寺(せいきょうじ) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市西区川口3丁目11-16 |
| TEL | 06-6582-0422 |
| 山号 | 永照山(えいしょうざん) |
| 宗派 | 日蓮正宗 |
| 本尊 | 大曼荼羅御本尊(本門戒壇の大御本尊の写し) |
| 創建 | 昭和31年(1956年) |
大阪市西区川口に位置する聖教寺は、日蓮正宗に属する寺院で、 昭和31年(1956年)に日蓮正宗大石寺第65世法主・日淳上人を開基として創建されました。 創建当時は戦後間もない時期で、周辺には住宅や小規模な工場が建ち並び、 境内面積は約90坪と限られた中に、 木造本堂(約60畳)と僧侶の居室を備えた質素な寺院として出発しました。 しかし、西大阪地域では唯一の日蓮正宗寺院として布教の拠点となり、 次第に多くの法華講信徒を擁する寺院へと発展していきました。 昭和40年代以降、信徒数の増加に対応するため境内整備が進められ、 昭和45年(1970年)には鉄筋コンクリート造の近代的な本堂が新築されます。 さらに創建25周年にあたる昭和57年(1982年)には、 本堂の大規模改修と客殿の新築が行われ、現在の寺観が整えられました。 現在も一般参拝は受け付けていませんが、 信徒の教化活動や法要の道場として機能し、 大阪市西部における日蓮正宗信仰の中心的存在としてその役割を果たしています。
聖教寺の山門(正門)は、コンクリート塀の一角に設けられた簡素な門構えです。 入口上部には瓦葺屋根風のひさしが設えられ、 「日蓮正宗聖教寺」と記された寺号標が掲げられています。 門扉越しに境内を望むと、近代的な本堂建物の一部が見え、 都市部に立地する寺院ならではの景観を感じることができます。 一般参拝は行われていないため、門前からの外観見学に留める必要があります。
境内中央に建つ本堂は、昭和45年(1970年)に新築された 鉄筋コンクリート造・三階建ての近代的な堂宇です。 入口部分には瓦屋根風の意匠が施される一方、 建物全体は白い外壁を持つビルディング型の外観となっています。 内部の御宝前には約75畳の広さを持つ本堂が設けられ、 日蓮正宗の御本尊である大曼荼羅御本尊が安置されています。 通常は非公開ですが、外部からも重厚な建築の佇まいを確認することができます。
聖教寺の敷地は市街地の一角にあり、高い塀と建物に囲まれていますが、 周囲には植栽も配され、落ち着いた雰囲気が保たれています。 門前には寺院名が刻まれた石標や掲示板が設置され、 地域における信仰の拠点であることを静かに示しています。 ビルディング様式の本堂は街並みに溶け込みながらも威風を放ち、 都市の中で今も信仰の場として機能している様子が外観からうかがえます。
1956年
(昭和31年)
大阪市西区川口において聖教寺が創建される。 日蓮正宗大石寺第65世法主・日淳上人を開基とし、 小規模な木造本堂を備えた寺院として発足した。 戦後の西大阪地域における日蓮正宗布教の拠点として歩みを始める。
1970年
(昭和45年)
境内地を拡張し、本堂を鉄筋コンクリート造・三階建ての 近代的な寺院堂宇へと改築。 第66世法主・日達上人を導師として落慶入仏式が厳修され、 参詣・法要の受け入れ規模が飛躍的に向上した。
1982年
(昭和57年)
創建25周年を記念し、本堂の大規模改修と客殿の新築を実施。 第67世法主・日顕上人を迎えて落慶法要が営まれ、 寺院施設が一層充実した信仰道場として整えられた。