| 寺院名 | 清舟寺(せいしゅうじ) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市西区北堀江4-8-3 |
| TEL | 06-6531-7730 |
| 宗派 | 西山浄土宗 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建 | 元禄年間(17世紀末頃) |
| 文化財 | 木造帝釈天立像(平安時代作)※寺院伝来 |
清舟寺(せいしゅうじ)は、大阪市西区北堀江に所在する西山浄土宗の寺院です。 江戸時代の元禄年間(17世紀末)に当地で創建されたと伝えられ、 以来およそ300年にわたり地域の信仰を支えてきました。 本尊には阿弥陀如来が安置され、 境内はこぢんまりとしながらも歴史を感じさせる落ち着いた佇まいを残しています。 現在は主に永代供養や納骨の場として機能しており、 一般の参拝はできません。 外観越しに寺の雰囲気を感じることはできますが、 観光で訪れる際は礼を失しないよう静かに見守ることが求められます。
清舟寺の本堂は、都市部の一角に静かに構える木造建築で、 小規模ながらも歴史ある寺院の風格を漂わせています。 周囲のビル街とは対照的に、境内には落ち着いた空気が保たれています。
山門にあたる正面玄関は質素ながらも整然とした造りで、 西山浄土宗寺院らしい簡潔な佇まいが印象的です。 一般参拝は行われていないため、門前から外観を拝する形となります。
境内は広くはありませんが、清掃が行き届き清潔に保たれています。 往時の面影を伝える石碑や、寺紋が刻まれた碑柱などが点在し、 約300年にわたる寺史を静かに物語っています。
本尊の阿弥陀如来像のほか、 平安時代作と伝わる木造帝釈天立像などの貴重な仏像を所蔵しています。 いずれも通常は非公開で、信仰と保存を重視した寺院運営がなされています。
1699年
(元禄12年)
新たに開発が進められた堀江地域に寺地を拝領し、清舟寺が創建される。 都市形成とともに成立した寺院として、この地に根付いた信仰の歩みが始まった。
1872年
(明治5年)
明治初期の廃仏毀釈の影響を受けながらも、 西山浄土宗の寺院として再興。 以後、地域の菩提寺として存続することとなる。
1945年
(昭和20年)
大阪大空襲により堂宇が被災し焼失。 しかし、本尊などの主要な寺宝は事前の避難や防火対策により 難を逃れたと伝えられている。
1950年
(昭和25年)
戦後復興の一環として本堂を再建。 以降、都市型霊園として墓地や納骨施設の整備が進められ、 現在の寺院機能の基礎が築かれた。
1999年
(平成11年)
創建300周年を迎え、記念法要を厳修。 あわせて寺史の見直しや寺宝の点検が行われ、 清舟寺の歩みが改めて整理された。
2024年
(令和6年)
本堂に所蔵される木造帝釈天立像(天部立像)が 大阪市指定有形文化財に指定される。 平安時代作とされる貴重な仏像が公的に評価され、 信仰の対象であると同時に文化財としても脚光を浴びた。