| 所在地 | 大阪府大阪市西区靱本町3-4-18 |
|---|---|
| 宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 創建 | 江戸時代初期(17世紀前半) |
| TEL | 06-6443-6770 |
大阪中心部のオフィス街の一角に、静かに佇む寺院が常源寺です。江戸時代初期の創建以来、約400年の歴史を重ねてきたこの寺院は、現代的なビルに囲まれながらも落ち着いた風情を保っています。木造瓦葺きの山門は古い日本家屋の門を思わせ、周囲のマンション群の中でひときわ目を引きます。境内の扉は普段閉ざされていますが、門前からは手入れの行き届いた庭や本堂を垣間見ることができ、都会の喧騒の中に清浄な時間が流れていることを感じさせます。一般参拝はできませんが、境内には歴史を伝える石碑「靱の碑」もあり、外側からでも地域の歴史に触れられる場所となっています。
白壁と木門に囲まれた境内の正面に立つ山門は、切妻屋根の薬医門風建築で、黒塗りの両開き戸を備えた厳かな構えを見せています。現代的な建物に囲まれながらも、歴史ある佇まいがひときわ印象的です。
門越しに望む本堂は、近代的で簡素な外観を持ち、民家や小規模な集合住宅のようにも見える落ち着いた佇まいです。内部は非公開となっています。
小ぢんまりとした境内には樹木の緑が配され、都会の中心とは思えない静かな空間が保たれています。
境内の一角に建つ「靱の碑」は、この地名「靱」の由来を伝える歴史的な石碑で、外側からでも地域の歴史に触れることができます。
常源寺は内部非公開の寺院で、一般の立ち入りはできません。門前から静かに佇まいを眺める形となり、周辺環境への配慮が求められます。
17世紀前半
(江戸時代初期)
今から約400年前、江戸時代初期に現在の大阪市西区靱本町付近で常源寺が創建されたと伝えられている。
18世紀前半
(享保年間)
第七世住職・善祐により寺院が中興され、以後、浄土真宗の布教と地域門徒の信仰拠点として寺運が安定・興隆する。
1946年8月
(昭和21年)
太平洋戦争終結後、進駐軍施設設置に伴い境内地が一時接収され、大阪特別調達局との土地賃貸借契約のもとで使用されたのち返還される。
2019年
(平成31年)
本堂にて落語会「靱本町うつぼ寄席」が開催されるなど、地域に根ざした文化活動の場としても活用される。
現在
現在は一般参拝不可とされ、法要などの宗教行事は関係者のみで執り行われている。山門の外観は周辺から見学可能である。