| 寺院名 | 妙見宗妙栄教会(みょうえいきょうかい) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市西淀川区佃1丁目11-1 |
| 宗派 | 妙見宗(昭和21年〈1946年〉創宗の新仏教宗派) |
| 御本尊 |
釈迦牟尼仏(法華曼荼羅) ※脇仏:妙見大菩薩・常富大菩薩 |
| 創建 | 昭和中期(戦後まもなく) |
| アクセス | 阪神本線「千船駅」西口より徒歩約10分 |
妙見宗妙栄教会は、大阪市西淀川区佃に所在する妙見宗の寺院(教会堂)です。妙見宗は昭和21年(1946年)、天台宗から独立する形で野間日照上人によって創始された新しい仏教宗派で、能勢妙見山の本瀧寺を総本山としています。法華経を説いた釈迦牟尼仏(または法華曼荼羅)を本尊とし、北辰妙見大菩薩および常富大菩薩を脇仏として祀る点が大きな特色です。
妙栄教会もこの教義に基づき、本堂には釈迦牟尼仏と妙見菩薩を安置し、妙見信仰の教化道場としての役割を担っています。戦後の新宗派創設に伴い、妙見宗は各地に伝道拠点となる教会や布教所を設けましたが、当教会はその一つとして大阪の地に開かれました。
現在、宗教法人妙見宗妙栄教会の代表役員・住職を務めているのは増田昇師です。一般の参拝者が堂内に立ち入って拝観することはできませんが、信徒を中心とした教会堂として活動が続けられており、外部から静かに外観を拝して参詣することは可能となっています。
妙栄教会の教会堂は、戦後に建立された比較的新しい建物で、近代的な様式の本堂となっています。白や淡い色調の外壁と簡素な屋根を備え、周囲の住宅街に自然に溶け込む佇まいが特徴です。伝統的な寺院建築とは異なりますが、都市部の布教所らしい実用的な構成となっています。
山門や鐘楼といった大型伽藍は設けられていませんが、本堂正面には寺号を示す看板や扁額が掲げられ、妙見宗の教会であることが明示されています。門扉は常時閉ざされており、境内への立ち入りはできません。
妙栄教会は一般参拝不可のため、信徒以外は堂内に入ることはできません。外部から本堂の外観を遠望し、静かに手を合わせる形での参詣・見学が基本となります。
教会堂は佃の住宅街の一角に位置し、近隣には西法寺や田蓑神社など、歴史ある宗教施設が点在しています。佃漁民が江戸時代に東京・佃島へ移住した歴史を伝える碑も近くにあり、妙栄教会はこうした歴史的町並みの中に静かに佇んでいます。
1946年
(昭和21年)
仏教宗派「妙見宗」が、天台宗から独立する形で野間日照上人により創設されました。総本山を大阪府能勢町の能勢妙見山本瀧寺と定め、北辰妙見大菩薩信仰を軸に教線が全国へ展開されていきます。
1950年代
(昭和20~30年代)
戦後復興期に妙見宗の地方布教が進み、大阪市西淀川区佃の地に「妙栄教会」が開設されました。以後、宗教法人「妙見宗妙栄教会」として、信徒教化や祈祷を中心とした教会堂の役割を担い、現在に至っています。