| 所在地 | 大阪府大阪市西区九条2丁目15-4 |
|---|---|
| 宗派 | 浄土真宗本願寺派(西本願寺) |
| 本尊 | 阿弥陀如来(阿弥陀仏) |
| TEL | 06-6582-2920 |
大阪市西区九条の住宅街にひっそりと佇む大琳寺は、浄土真宗本願寺派に属し、本尊として阿弥陀如来を安置する寺院です。創建の詳しい時期は明らかではありませんが、古くから地域の人々の信仰を集めてきた歴史ある寺として知られています。現在は一般参拝の受け入れは行われておらず、堂内の拝観も通常はできませんが、整えられた本堂や門前の佇まいからは、その長い歴史と信仰の積み重ねを感じ取ることができます。都会の喧騒の中にありながら、境内は静かで清潔に保たれており、地域に根ざした寺院として大切に護持されています。
寺の正面に構えられた山門は、大琳寺の入口として境内を静かに守る存在です。門をくぐると、落ち着いた石畳の境内へと続きます。
正面奥に建つ本堂は、瓦葺きの大屋根をもつ堂々とした木造建築で、本尊阿弥陀如来を安置する礼拝の場となっています。法要や行事に使用されるため、通常は内部非公開です。
境内には住職が日常生活や寺務を行う庫裏や寺務所が配置され、寺院運営の拠点として機能しています。
石灯籠や植栽が整えられた境内は、こぢんまりとしながらも丁寧に手入れされ、門前からでも落ち着いた雰囲気を感じることができます。
17世紀頃
(江戸時代初期)
正確な創建年は不明だが、江戸時代初期頃に浄土真宗本願寺派の寺院として大阪の地に創建されたと考えられている。
江戸時代後期
大坂の町人文化が栄える中、九条界隈の人々の浄土真宗信仰の拠り所として寺勢が安定し、地域に根付いた寺院として機能する。
19世紀末
(明治時代)
大阪市の都市開発に伴い、西区九条の現在地に寺地を定めて再興。明治初期の廃仏毀釈を乗り越え、本願寺派寺院として存続する。
昭和初期
昭和戦前期にかけて本堂など主要建物の改修が進められ、近代的な設備を備えた現在の伽藍構成が整えられたと考えられている。
1945年
(昭和20年)
大阪大空襲により西区一帯が被害を受ける中、幸いにも大琳寺の伽藍は大きな損壊を免れたと伝えられている。
昭和後期以降
現代に至るまで、地域の門徒によって境内が維持管理され、法要や行事が継続して営まれている。一般公開は控えつつも、九条の地に根付く寺院としてその名が受け継がれている。